~アジスロマイシン情報サイト~

マクロライド系抗生物質となるアジスロマイシンについてのご紹介をします。

マクロライド系抗生物質とは

マクロライド系抗生物質とは抗菌スペクトルが比較的広く、特に医療の現場ではクラミジアやマイコプラズマなどに体する第一選択薬として用いられることが多い薬です。
微生物が特有に持つ50Sリボソームサブユニットと呼ばれるタンパク質に作用することによって、微生物のタンパク質合成を阻害します。
その結果、人体内における微生物の増殖を抑えることができます。
なお、ヒトのリボソームタンパク質は、微生物と構造が異なるためマクロライド系抗生物質を飲んでもなんら健康に影響はありません。
優れた特徴として、他の抗生物質と比べても副作用が少ないことがあげられます。
ペニシリン系あるいはセファム系抗生物質の場合、アレルギー反応が起きて処方後に重篤な副作用を引き起こす患者さんが稀にいますが、そのような人たちに対しても使用できるとされています。
安全性が高いため、乳幼児や老人に対しても処方される例がよくあり、例えば幼児におけるマイコプラズマ肺炎の治療薬はほとんどがマクロライド系抗生物質です。
この系統の抗生物質には様々な薬が販売されています。
アジスロマイシンはその一つで、日本での商品名はジスロマックという名前で販売されています。
際立った特徴として、体内に長く留まって効果を発揮するという点です。
この薬効のおかげで、これまでの抗生物質では数回に渡って服用しなければならないところを、わずか1回の服用に抑えられるということが可能になりました。
特に、クラミジア感染の治療には有効で、病院では通常これが処方されます。
ただし、症状がなくなったからといって安心するのは早計です。
多くの場合、体内には病原体が僅かに残っている場合があるので、自分で判断せずに専門医の指示に従ってください。